自己分析失敗談。守りの自己分析してしまってませんか?
*今回の記事で言いたいことは一点。*
・一周回って自己分析は大切。いろんな切り口から深く、攻めの自己分析をしよう。
これです。
就活生らしく伝えたいことを一番先に書きました。そしてこの主張は、つい先日まで19卒の就活をしていた私の経験に基づく話です。
(結論ファースト、経験ベース。模範就活生の鑑)
記事の構成
まず私の自己分析失敗談を書いていきます。
最後に簡単なまとめ書きます。
長くなりますがよろしくお願いします。
*一周回って自己分析は大切。*
なぜ一周回ったのか気になると思いますが、いったんそこは無視してください(いきなり)。
「就職活動の面接は企業と学生の対話」という素晴らしい言葉が世の中にはありますが、やはり就職活動は学生が自分自身を売り込むセールス要素が強いと思っています。そして自分という商品を企業に売るためには、自分への深い理解と言語化が必須で、そのために自己分析が重要だという常識があります。
私自身去年就活を始めた際に、「自己分析をすればES、面接全てにおいて役に立つから頑張ろう」と意気込んでいました。(ここまでは優秀)
ただ問題なのが、この自己分析という行為は非常に面倒。
二十年以上の自分を振り返り、言語化しないといけない。
そのため、次に私が考えたのはこう。(多くの学生も同じように考えたはず。)
「面接で聞かれることなんてだいたい決まっているし、まず企業のESや面接内容を調べよう。」
今は多くの就活サービスにおいて企業の過去の選考情報が手に入るので、私もそこから情報をかき集めました。(知らない人がいたらすぐに登録しよう。ワンキャリア、ユニスタイルで検索!)
こうすることで実際に効率良く、ESや基本的な質問への回答はある程度準備することができました。
実際に、これでインターンのESも面接も通っちゃいました。
味をしめた私は次にこう考えたわけです。
「インターンシップも参加できているし、やっぱり就活は情報戦。選考情報をよく調べて本選考もこのまま効率的に準備していこう。」
しかしこの対策方法、本選考の最終面接手前(長めの個人面接など)で落ちやすい。という結末が待っていました。
原因は、自己分析の浅さだと思っています。
選考情報をもとにした自己分析は効率が良い反面、本当に広く浅くなりがちです。
なぜならどの企業も基本的に面接の切り口の入れ方は同じだからです。ただその後の深堀は各学生によって切り込まれる角度が異なってきます。そして上手く言語化できずにアウト。
そしてこの自己分析って、相手の質問ありきの守りの自己分析になってしまうんです。目的が自分を売り込むためではなくて、面接に落ちないための自己分析になっていきます。
そうするとネガティブチェックの面接は楽々通過しても、後々の面接は通らないという結果になったのだと思います。
<注・完全に私の偏見ですが、とにかくイエスマンを大量に欲しがる業界や会社ならばこの自己分析のやり方でも内々定が出る可能性高いと考えています、、、。(実際に出ました。)>
また守りの自己分析のやっかいなところは、インターン面接や一次面接は通過できるので、心のどこかに就活対策できている感が出てきて、思考停止状態に陥ることです。
攻めの姿勢でいきましょう。自分を売り込む自己分析をしましょう。
少し話は変わりますが、選考情報なんてある程度面接を勝ち上がってくる学生ならほぼ全員知っているという事実がありました。
ほぼ全員が同じ情報を持てる現在の状況で、過去の選考情報を参考にして自己分析をしても、スタートラインに立てるくらいにしかならなかったということです。
(それすらしなかった人は良くても二次面接くらいで落ちてしまった印象です。)
地方大学の理系大学院に通う自分には、選考情報を知り尽くすことで周囲に比べて一歩リードできているという自覚が本当にありました。ただ後々三次面接、四次面接でライバルとなる全国の学生にとって、そんなの当たり前なんですよね。地方学生要注意!!
自分しか持っていないエピソードを言語化することで差別化しましょう。
このように就活は情報戦と言いつつも、結局一周回って自己分析の深さが大切ということを体験しました。
面倒でも必ずやりましょう。頑張っていきましょう。
まとめ
・過去の面接内容をもとにした自己分析は効率は良いけれども浅くなりがち。(たまに通過できてしまうところがやっかい)
・どう聞かれようが自分を売り込むつもりの攻めの姿勢で自己分析しましょう。(面接の場数をこなすことは、非常に有効)
・選考情報なんてみんな持っていて当たり前、でも自分のエピソードは自分しか持っていません。そっちを自己分析で鋭く言語化しましょう。
初めまして
初めまして
ネピアと申します。就活生です。名前の由来はネピア数です(ティッシュの名前にもなってます。)
地方の国公立大学に通っている理系の院生です。学部生時代は部活動、アルバイト、旅行などいろいろなことを行っていました。
もともとは19卒の就活生だったんですが、満足できる内々定を得ることができず、就活留年することに決めました。
私自身就職活動中に、先輩やいろんな社会人の方々のアドバイスや生の声を参考にしていました。自分自身の就職活動の経験(成功例、失敗例、後悔しているポイント)などを公開することで、少しでも還元できたらと思っています。
就活の成功例は世の中に多く出るのですが、生々しい失敗例は少ないと感じているので、これから就活に臨む人はぜひ参考にしてください。
また、就職留年の実態も伝えることができれば良いと思っております。
またこのブログを書き、発信し続けることによって自分自身のモチベーションも保ち続けることができたら良いと思っています。
19卒就活として受けていた業界は外銀(アセマネ)、海運、商社、証券、etc
証券会社の内々定を辞退しました。
よろしくお願い致します。